短編集~甘い恋~
「ありがとう…ございますっ…。
好きです、孝人先輩が、大好きです…!!」
「ほら、もう泣かないの」
撫で撫でしてくれる孝人先輩の手は、優しかった。
「先輩…お腹すきました」
「プッ。そう言うと思って、菜々姫のためにたくさん用意しときましたよ」
先輩が大きな袋を出す。
その中には、コンビニで買われたもので。
おにぎり、パン、サンドウィッチ、チョコ、グミ、スナック菓子などなどたくさんあった。
「さすがのあたしもこんなにいっぱいは無理ですよ…」
「うん、だからさ、みんなで食べよ」
「みん…な?」
その時、シャーっと、カーテンが開いた。
「菜々!心配したんだからね!いーっぱい食べなっ」
「ありがと、美々。心配かけて、ゴメンネ」
「菜々ちゃん、おめでと」
「…?伊月先輩、なにがですか?」
「え?孝人と付き合うんでしょ?」
「あたし…まだ、付き合うって言われてません…」
「「「え??」」」
ちょ、なんで孝人先輩まで驚くの!?
「あれ、俺ら両想いなんだよね?」
「え、そうじゃないんですか…?」
好きです、孝人先輩が、大好きです…!!」
「ほら、もう泣かないの」
撫で撫でしてくれる孝人先輩の手は、優しかった。
「先輩…お腹すきました」
「プッ。そう言うと思って、菜々姫のためにたくさん用意しときましたよ」
先輩が大きな袋を出す。
その中には、コンビニで買われたもので。
おにぎり、パン、サンドウィッチ、チョコ、グミ、スナック菓子などなどたくさんあった。
「さすがのあたしもこんなにいっぱいは無理ですよ…」
「うん、だからさ、みんなで食べよ」
「みん…な?」
その時、シャーっと、カーテンが開いた。
「菜々!心配したんだからね!いーっぱい食べなっ」
「ありがと、美々。心配かけて、ゴメンネ」
「菜々ちゃん、おめでと」
「…?伊月先輩、なにがですか?」
「え?孝人と付き合うんでしょ?」
「あたし…まだ、付き合うって言われてません…」
「「「え??」」」
ちょ、なんで孝人先輩まで驚くの!?
「あれ、俺ら両想いなんだよね?」
「え、そうじゃないんですか…?」