ALiCe


なんなんだろう。

この違和感。




「…陽?」

チェスターの言葉に考え込んでいると何時の間にやら随分とぼーっとしてしまったらしい。

華奈がこちらを心配そうに見ていた。


「…あ、気にすんな、なんでもない…」

「ならいいけど…大丈夫なの?」

「ああ…」


とりあえず、今はこの違和感について考えても答えはでなさそうだ。


気にしない方がいい気がする。
< 46 / 96 >

この作品をシェア

pagetop