ALiCe


どうしようもなく立ち尽くしているとちらり、とエフィーに見られた。


なんか嫌な予感…

てゆうかこの世界にきていいこととか何もないよね。



「だめ、ローザ様が戻ってきてくれないと僕が怒られるんだよ」

「む…」


彼女…ローザ?はエフィーには弱いらしい。

むすっとしながらも悩んでるみたいだ。


「い、いくらエフィーの頼みでも今回は譲れないの」



ローザの言葉を聞いたエフィーは何故だかにこっと笑った。
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