wait




「そんなの気にしなくていいの!毎日帰ってるから、拓也も許してくれるよ!きっと。」



なんて健気な子なの。
まあ、相手は拓也だからお言葉に甘えちゃおうかな。




「じゃあ、帰る。ありがと。咲。」



そんなこんな話していると、拓也が出てきた。
あたしに気づき、話しかけてきた。



「おー、真希。どした??」




「今日さ、友達と話してたら遅くなっちゃって。一緒に帰っていい??」



「おう。ノープロブレムだ。」



ははは・・・と笑いながら歩いていると、




「真希ちゃん!!」



と、大声で呼ばれた。






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