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こうなると、必然的に2-2になって
わたしは先輩の隣に行った。



「先輩って、変わってますね。」



「そう?普通だと、自分では思ってるんだけど。」



と首をかしげながら先輩は答えた。



「普通の人は、人がいっぱいいる体育館で、告白なんかできませんよ。」



あたしがそう言うと、先輩は誰もが恥ずかしがるようなセリフを言ってきた。



「そうかな?俺は、世界中の人に真希ちゃんが好きって叫べるけどな。」





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