2両めの安藤くん。


安藤くんの手が私の髪に触れた。



「ほら、葉っぱついてる(笑)」


安藤くんは私の髪から葉っぱを払って、
それから ポンポンッ と2回
私の頭を撫でるようにたたいた。


「さ、帰るぞ」


そう言って、安藤くんは歩き出した。



茫然としている私。



び、びっくりした.....!

口から心臓が飛び出そうなくらいドキドキしてる.....!顔が熱い。


今、安藤くんに顔見られたら
絶対に好きだってばれる。
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