夜空の涙~30日間の魔法~
あれ19日目の2:00だった。
「ソラーただいまー。」
「おかえり…夜波。話したいことがあるんだ。」
「んどうしたの?」
彼の隣に座った。
「あの日お互いの気持ちを知れた日、、、言えなかったことがあるんだ。あのな、俺はあの日火星から本当は逃げてきたんだ。無理矢理結婚させられそうになって、そこで、闇の中にいる夜波と出会った。しだいに惹かれている自分がいた。だけど、あの日からタイムリミットは始まっていたんだ。」
「タイムリミット?」
「出会ったあの日、僕が地球にきたあの日から19日が経った。僕は地球に滞在出来るのは30日なんだ。」