夜空の涙~30日間の魔法~



「貴方に伝えたいことがあるの。私は貴方と出会うまで1人で生きてきた。希望も夢もなく、だけど、貴方にもらったもの、それは、どんなに光が弱くても必死に輝いてる星がどれだけ綺麗かってこと。ああいう星を私みたいな星をただの屍だと思ってた。だけど、こんな私に笑顔を向けてくれて、好きになってくれたソラのおかげでそう思うことが出来たし、自分が好きになった。自信がもてたの。だから、離れても私は大丈夫。生きていけるよ。そしてまたいつか……笑顔で会える日まで…」



泣きながら笑った。




「ありがとう。夜波。君のその一生懸命な星のような君に僕は惹かれたんだ。
本当に愛してる、いつか必ず、帰ってくるそれまで待ってて」



「う……ん愛してる!」



彼は空の方へと消えていった。


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