forever love
お互い
「……!?ご、ごめんなさい!」
「良い。気にするな。」
「……。い、いつ亡くられたの?」
「私が6歳位の時だ。良く笑う人だった。本当に……良く笑う人だった。」
なぜか爽樹の顔が寂しい顔をしてるように見えた。
「…爽樹?大丈夫?」
「…!?いや。すまぬ。今のは忘れてくれ。」
「良く笑うってさっきの爽樹もとても笑ってたよ。」
「私の笑みは心から想って笑っていない。本当の喜びも愛も幸せも何も知らない。
愛するも愛されるも所詮私には感じれぬ想い。
行く末短い私の定めだ。」
「行く末が短い?どういう事?」