ため息と明日
金曜まであっという間に過ぎ去り
いよいよ明日、何年ぶり?ってくらいの久しぶりのデート。
平日は伊澤さんは接待が続いていて、一緒に帰れる余裕もなく、気を付けて帰って。とちょっと残念そうに言ってくれるのが、また嬉しくて。
お互い家に帰ってからは、他愛のない話をラインでやり取りをするのが日課になっていた。
仕事で疲れているだろうに、彼のリプライはすごく早い。
それでいて、こっちが少し返すのが遅くなると、そろそろ寝る?と気遣ってくれる。
そういう配慮が流石だなぁと思う反面、私は何も考えてないことに気付いて落ち込むのだ。