指輪
15分後。
男の子達が到着した。

私は目を疑った。


その中に凪斗がいた。

目が合いそうになって、とっさにそらしてしまった。


何で…


「どうしたの?」
香織が私の様子に気づいて声をかけてくれたけど、私は何でもないよってごまかした。


凪斗の事は誰にも話した事がない。
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