指輪
私が目を覚ましたのは朝方だった。

飲み過ぎで頭がガンガン痛い。

昨日の後半の記憶はほぼなかった。


自分がどうやって部屋に戻って来たのかも思い出せなかった。

ベッドから起き上がれった私は、隣に男が寝てるのに気づいた。

「誰?何で?何でいるの?」

私は大声で叫んでいた。


隣で寝てた男は私の声で起きて、

「おはよ」

の一言を言うとまた寝てしまった。
< 18 / 43 >

この作品をシェア

pagetop