指輪
「すいません。そのひまわりの鉢植え下さい。」


「はい。800円になります…」

私は言葉を詰まらせた。

だって凪斗がいたから。

凪斗は私にお金を渡すと、また花を私に差し出した。

「俺の代わりに世話してよ!花好きだろ。」

「…何でなの?急に現れて…そんなに平然としてられるの?」

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