指輪
「好きだから。もう後悔したくないからだよ。」

「何それ?どういうこと?」

「俺行かなきゃいけないから。また来るから!あと、これ。…じゃあ、またな!」

私の質問には答えず、凪斗は行ってしまった。

凪斗から渡された紙には、携帯電話とメアドが書かれていた。
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