指輪
アパートに帰って、私はひまわりと紙を交互に眺めていた。

好きって言葉を信じる事、私にはできないよ…


好きなら何であの時別れたの?


何の説明もないまま、花と携帯番号を置いていかれても…そんな簡単に受け入れられるわけない。



頭ではそんなことを色々考えてるのに、体は勝手にひまわりに水をあげている。

矛盾してるなぁ…

私は自分がおかしく感じて笑ってしまった。
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