夢なごり~君の声に呼ばれて~
第五章 未来で待ってるから


池田屋事件からしばらくした頃。



『舞咲…』



またこの夢に声…。



本当に誰なんだよ…?



目の前はまた白い空間。



でも、そこにいるのはまた私だけじゃない。



浅葱色の羽織を着た新選組の彼。



前は誰か確認しようとしたけど、顔は靄がかってよく見えなかった。






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