夢なごり~君の声に呼ばれて~


「まったく…、俺の身にもなれよな…」



そうぼやきながら、艶やかな舞咲の黒髪を梳いた。




髪から指を抜き取ると同時に彼女は目を覚ました。



「ん…っ。土方さん…?」



寝ぼけてんな…。



俺は若干寝ぼけ気味の彼女を抱きしめた。






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