SoundS



「……嫌いなら一緒にいねぇだろ」

「え?」





そう言って



私に優しいキスをした



びっくりして


嬉しいよりもまず驚いて


目が点になった







「大丈夫

俺ちゃんとユリの事好きだし



だから怒んなよ、な?」




今日の悠は優しかった

頭を撫でてくれて
涙を拭ってくれて


ずっと悠に包まれていたかった…



< 25 / 43 >

この作品をシェア

pagetop