空色通信
次の日
「香奈ちゃん!」
「ん・・・」
ゆさゆさと体を揺らされ、ゆっくり起きる
「あ・・・ばーちゃん」
「いつまで寝てるんだい?もう七時だよ」
「え、まだ七時でしょ?」
「田舎の朝は早いから。いつもだったら起こさないけど、これからは手伝ってもらうんだから早く起きなさい」
「はーい・・・」
まだ重いまぶたをこすって立ち上がる
寝起きはふらふらしてしまって危ない
「おっと・・・」
片足をあげて用意されたズボンをはこうとするとよろけてしまった
だるい体で居間へいくと、悠太は外でニワトリに餌をやっている
「すごいなぁ」
皆はもう食べ終わってそれぞれの仕事についていた
置いていかれているような気がしてさっさと朝食をすませ、靴をはいて外に出る
「おはよう。ゆう君」
「あっ香奈姉ちゃん。おはよ」
「なんかすることある?」
「うーん」
手を休めずに悠太は考え込んで、言った
「そうだ、このニワトリ小屋のまわり掃除してよ。いつもここまで手が回らないんだ」
「わかった」
「玄関にほうき置いてあるとおもうからそれではいといて」
「うん」
玄関にまわってほうきをとる
戻ろうとしたとき、祖母が呼びとめた
「香奈ちゃん、今朝の新聞がまだきてないの。掃除がおわったら見てきてくれる?」
「はーい」
ニワトリ小屋に戻り、ほうきでまわりを丁寧にはいて、香奈はポストを見る
「きてないなあ・・・」
そう言ったとき、自転車の音がした
「香奈ちゃん!」
「ん・・・」
ゆさゆさと体を揺らされ、ゆっくり起きる
「あ・・・ばーちゃん」
「いつまで寝てるんだい?もう七時だよ」
「え、まだ七時でしょ?」
「田舎の朝は早いから。いつもだったら起こさないけど、これからは手伝ってもらうんだから早く起きなさい」
「はーい・・・」
まだ重いまぶたをこすって立ち上がる
寝起きはふらふらしてしまって危ない
「おっと・・・」
片足をあげて用意されたズボンをはこうとするとよろけてしまった
だるい体で居間へいくと、悠太は外でニワトリに餌をやっている
「すごいなぁ」
皆はもう食べ終わってそれぞれの仕事についていた
置いていかれているような気がしてさっさと朝食をすませ、靴をはいて外に出る
「おはよう。ゆう君」
「あっ香奈姉ちゃん。おはよ」
「なんかすることある?」
「うーん」
手を休めずに悠太は考え込んで、言った
「そうだ、このニワトリ小屋のまわり掃除してよ。いつもここまで手が回らないんだ」
「わかった」
「玄関にほうき置いてあるとおもうからそれではいといて」
「うん」
玄関にまわってほうきをとる
戻ろうとしたとき、祖母が呼びとめた
「香奈ちゃん、今朝の新聞がまだきてないの。掃除がおわったら見てきてくれる?」
「はーい」
ニワトリ小屋に戻り、ほうきでまわりを丁寧にはいて、香奈はポストを見る
「きてないなあ・・・」
そう言ったとき、自転車の音がした