秘密がバレたとき


その時…
南からTELがかかってきた。


「大輔さん 千夏と仲直りしないの?」


「しないといけないな~なんて思ってたところ」


「あっ…そうなんだ」


「あれ?暗くない?」


「千夏さ~
なんか 吹っ切れてると言うか 最近変わってきたんだよね
あたしたちと行動しないし」


「そうなんだ」


「それでさ~
言ってもいいかな?」


「なに?深刻っぽいけど」


「ここだけの話
千夏は 誰か紹介してもらうらしいよ
大輔さんのことは もういいって言ってた」


「はぁ? マジな話?」


< 132 / 178 >

この作品をシェア

pagetop