秘密がバレたとき


「おい!千夏!!!」


「あ・・・大輔・・・」


「何してんだ?」


「帰るところ」


「帰る?」


「そう帰る!」


「何かあったのか?」


「何もない」


「どうした?オレが遅かったから 他のやつらに見せつけられたか?」


「・・・」


黙って首を振った。


「じゃーなんで?お店へ行こう!」


あたしは力を入れて踏ん張った。


「帰るんだから・・・良いじゃん 帰らせてよ」


「ちょっと来い」





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