秘密がバレたとき


「全然似合わねー!」


やっぱり似合ってなかったんだ。
買わなければよかった…


「レンタルで違うの借りてくるわ」


「そこまでしなくていいだろ」



「あたしの勝手でしょ!」


「好きにしろ」


あたしは、大輔の態度にムカついてたから浜辺のお店へ走った。


しかし…レンタルはスクール水着ぽいものしかない。


もういいや
この上にTシャツを着てればいいじゃん
もう戻ろう。


その時だった。


『彼女!遊ぼーよ』


って 二人組の男の子に声をかけられた。


『向こうで遊ぼ』


手を引っ張ってきた


怖い…逃げなきゃ。


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