「遺言」short love story
もしもなにかを後悔したなら、いつも笑顔だった私を思い出してね。


私は隆義と出逢えて本当に幸せなんだから、後悔なんかしないで。


そしてこの先愛する人ができたら、どうかその人と一緒に生きてね。


いつか子供達が巣立ったあと、隆義が一人孤独に生きてくなんて私も淋しいよ。


隆義がこれから愛する人を、私もきっと愛するから。


その時は私との思い出をそっと胸にしまって、ちゃんと笑顔でいてね。


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