GOLD ANGEL
「瑞樹ちゃぁぁん!!ひどいじゃないかぁ」
「うるせぇ!!近寄んな!」
「まったく、朝から騒がしいわね」
お母さんが話しに入ってきて会話は終わった
「あ、お母さんおはよ!話って何?」
「そうね!ほら、雅人!!いじけてないで話をしなさい!」
お父さんいじけてたんだ…
はぁ、自分の父だけど恥ずかしい
どうにかなんないかな、あの性格
「・・・・そうだな、あのな・・・・あの」
口ごもりながらあたしの様子を伺うようにこっちを見た。
「何?」
「・・・瑞樹には白桜高校に行って・・・・ください」
あたしが途中でお父さんをにらんだら語尾が小さくなっちゃった。
だって、あの白桜だよ!めちゃくちゃ有名で
今年から共学になったとかいう不良校!
ほんっと、驚愕!!
・・・・・はい、すいませんでした。
忘れて!
って、
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
と、ここで冒頭部分に戻るんです!
「なんてところに入れやがんだ!!クソジジィ」
「ひぃ!!」
あ、ごめんごめん
殺気出しちゃった★
「はぁ、いつから」
「行ってくれるの!?」
「行かなくていいの?」
行かなくていいなら行かないけど・・・
「いや、行って下さい!」
「で?」
「明日よ!」
「はっ?明日!?」
いくらなんでも急すぎない?
しかも、何か楽しそうだし・・・
「逝くわよね?(黒笑)」
「はいっ!行きます!ぜひ生かせていただきます!!」
怖っ!!漢字違うし!
とりあえず変装グッズも受け取ったし、今日は寝よう!
え?時間たつの早すぎだって?
それが、起きたのがもう夕方だったのさ!!
ということでおやすみ☆