アンジェリカ-angelica-[番外]
◆
オルビスside**
なんだよ……この流れ。
いきなり俺の胸に飛び込んできた女。
「そちらの方は?」と、明らかに俺のことを尋ねている"おとうさま"という男。
「ラクテウス・オルビス大佐です」と、元帥によって紹介され、
「大佐か…」と、"おとうさま"になぜかがっかりされた俺。
階級で品定めをされている。
それは分かる。
それしか分からない。
どういう流れだよ、これは。
一体何の話だよ。
「お父様?階級なんて私には関係がないってさっき言ったはずよ?
彼がいいったら彼がいいの!」
何の話だよ。
「でもなぜ大佐がこうもやすやすと元帥にお目通りが叶うのか」
なんだよ……この流れ。
いきなり俺の胸に飛び込んできた女。
「そちらの方は?」と、明らかに俺のことを尋ねている"おとうさま"という男。
「ラクテウス・オルビス大佐です」と、元帥によって紹介され、
「大佐か…」と、"おとうさま"になぜかがっかりされた俺。
階級で品定めをされている。
それは分かる。
それしか分からない。
どういう流れだよ、これは。
一体何の話だよ。
「お父様?階級なんて私には関係がないってさっき言ったはずよ?
彼がいいったら彼がいいの!」
何の話だよ。
「でもなぜ大佐がこうもやすやすと元帥にお目通りが叶うのか」