恋……スル?-小沢 圭治編-
引きつり笑いを浮かべる私に、なぜか専務の凶器のような鋭く恐ろしい視線が突き刺さる。


何でよ!?

私が誰とどう付き合おうと勝手じゃないのよ!!


…まぁ、スケートもすればモデルもするオールマイティな才能と多額のマネーを持つ彼とは、やっぱり住む世界が違うな…と感じただけだったけれど。



「これはこれは、まさか大沢さんにお会い出来るとは…!」



あ、すっかり夜光さんの存在を忘れてた。

夜光さんはとっても嬉しそうに大沢さんと握手している。



「そうだ!せっかくですから、大沢さんと小沢専務とで対談なんて形はいかがですか!?」


「「……は?」」


< 40 / 120 >

この作品をシェア

pagetop