恋……スル?-小沢 圭治編-
いいこと思い付いた!
という感じで提案する夜光さんに対して、専務と大沢さんの声が重なった。
「ほら、小沢専務のルックスでしたら絶対に評判を呼びますし…!」
「──断る」
え゙ぇっ!?
ブスッとした顔であっさりキッパリ言い放つ専務に、私と夜光さんはギョッとする。
「俺はモデルでも見世物でもない、ただのデザイナーだ。顔で勝負してるわけじゃない。
ウチの店を取り上げてくれるのは大いに結構だが、そんな邪道で攻めるだなんて言語道断だ」
ひえぇ……そこまで言わなくても!
夜光さん共々、口の端をピクピクさせつつピシッと固まっていると。
「僕も御免だね」
と、大沢さんがこれまた容赦なく断りを入れる。
という感じで提案する夜光さんに対して、専務と大沢さんの声が重なった。
「ほら、小沢専務のルックスでしたら絶対に評判を呼びますし…!」
「──断る」
え゙ぇっ!?
ブスッとした顔であっさりキッパリ言い放つ専務に、私と夜光さんはギョッとする。
「俺はモデルでも見世物でもない、ただのデザイナーだ。顔で勝負してるわけじゃない。
ウチの店を取り上げてくれるのは大いに結構だが、そんな邪道で攻めるだなんて言語道断だ」
ひえぇ……そこまで言わなくても!
夜光さん共々、口の端をピクピクさせつつピシッと固まっていると。
「僕も御免だね」
と、大沢さんがこれまた容赦なく断りを入れる。