恋……スル?-小沢 圭治編-
「これ…私があげた…」
そう、これは付き合って間もない頃に私があげたネックレス。
決して高くはないけれど、あまりアクセサリーを付けない聡にも付けてもらえるようなシンプルなデザインにしたものだ。
どうしてこれを…?
「…実は、僕ずっと待ってたんだ。君から連絡が来るのを」
「え……!?」
「君ともう一度会える時まで、このネックレスも大事に持ってようと思ってた」
「そんな…じゃあ自分から連絡してくればよかったじゃない!」
私の言い分はもっともだろう。
聡もそれをわかっているように神妙な顔をして頷いた。
そう、これは付き合って間もない頃に私があげたネックレス。
決して高くはないけれど、あまりアクセサリーを付けない聡にも付けてもらえるようなシンプルなデザインにしたものだ。
どうしてこれを…?
「…実は、僕ずっと待ってたんだ。君から連絡が来るのを」
「え……!?」
「君ともう一度会える時まで、このネックレスも大事に持ってようと思ってた」
「そんな…じゃあ自分から連絡してくればよかったじゃない!」
私の言い分はもっともだろう。
聡もそれをわかっているように神妙な顔をして頷いた。