キラリ
輝姫のお母さんと別れて家に入ると、携帯が鳴った。


翔太さんからのメールだ。



どういうわけか、私は翔太さんとメールアドレスを交換したのであった。


2学期最後の日である。



帰り際、翔太さんに呼び止められ

二言、三言の雑談の後、その日の午後の予定を尋ねられた。


その日は駄目、クリスマスも無理、ついでにSNSの類いも一切使っていないと言うと、メールアドレスを訊かれたのである。
< 102 / 169 >

この作品をシェア

pagetop