刹那恋愛





雪「猛……?いるの…?出てきてよ、ねぇ」


私は指定された倉庫にいた

猛「雪菜?…来てくれたんだ。…本当に雪菜って……

...............馬鹿だよな





え?



猛「フッ……何が?って顔してるね。…雪菜、俺と付き合って?」



雪「な、何言ってるの?…早く警察に.......

早く警察に行こう。
そう言いたかったのだ

だけど猛はそれを許さなかった。
私の言葉を遮って言葉を発した

信じ難い言葉を
ニコニコと笑顔で…


猛「行かないよ?雪菜と一緒に逃げるんだ。…行こう?」

雪「何言ってるのよ…。私は直也と付き合ってるの!それに、猛は直也を...


続きは言えなかった。


猛がナイフを取り出したから…


猛は言ったんだ

猛「そんな雪菜はいらない…。俺のもにならない雪菜なんかいらない…」




もちろん、私がそれを交わすことは出来るはずがない

グサッ



そのまま意識を失った




.



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