刹那恋愛

*雪菜side






今日も何事もなく1日が終わった

健斗と帰ろうと思っていたが、何故か今日は用事があるらしく


結局、私は1人で帰ることになってしまった




1人なのでのんびりと下駄箱に向かう



と、
そこへ進平がやってきて

「一緒に帰ろう」


そう、誘ってきた



勿論、断る理由もない私は一緒に帰ることにした





門を出るなり、進平が言いにくそうに口をひらいた

進「…雪菜チャンってさ、健斗の事好きなの?」



突然のことでびっくりしたが、
健斗のことは別になんとも思っていない。
かと言って嫌いな訳でもなく、好きでもない




返答に悩んでいると

進「俺さ、好きなんだ」


突然、訳の分からないことを言い出した


雪「何を?」




いや、悪気があったわけではない。決して。





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