一途な彼女 × 不良な彼氏



「お前さ、他の男に当たらないの?」



「望月くん。」



木の上から声がして、顔をあげると



望月くんがいた。



今日も来てたんだ。



「当たるって?」



「乗り換えねえの?ってこと。」



「乗り換える?乗り換えないけど。」



「お前意味わかってんの?」



「んー、わかってないかも。」



「はあー、やっぱバカなお前は、無理。」



言うだけ言ってどこかに消えた望月くん。



なんなのよー!










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