一途な彼女 × 不良な彼氏
少し睨んでいた聖夜を置いて、
柚菜と廊下を歩いていると、
向かいから今度は猇くん登場!
やっぱり柚菜は、あたしをおいて行く。
まあ、別にいいんだけどね。
「ごめんね幸。」
「いいよ別に。」
「そう。じゃ行こっか。」
柚菜に連れられて歩いて行き、
ついた空き教室で話を始める。
来る途中に自販機で買った
ジュースを飲んで一息。
「柚菜、あのねーーー。」
「うん。」
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「え?…本当なの?幸……。」
「……うん。」
今朝靴箱に入っていた手紙。
ーーーきっかけは、この1通から
始まったーーーーー。