一途な彼女 × 不良な彼氏
教室に行って、柚菜に聞く。
すると大笑いされた。
「幸ってば、以外と鈍感っていうか、天然っていうか。」
そう言うだけで、柚菜は他には
何も言わなかった。
もう。柚菜といい望月くんといい、
なんなのさ2人して。
やっぱり、望月くんのとこ行こう。
中庭に来て真っ直ぐ向かう先は、
望月くんのいるあの木。
「………おらっ。」
近づくにつれて、大きくなる音。
何かが起こってる。
あたしは、足を急がせて木のそばに行く。