一途な彼女 × 不良な彼氏
一通り家の中を案内されたけど、
なにここ…広すぎて迷いそう。
「どう幸、気に入った。」
「……というか、凄すぎて何も言えない。いつから造ってたの?」
「……さ〜。2年前かな。この家でけーから、造るのに時間かかるし。」
2年も前に…!
そんなに聖夜は考えたいたの…?
「……今日からここが、俺たちの住む家だよ、幸。」
「え?そっれてどう言う……。」
「………ずっと考えてた。俺が、アメリカへ行ってから。離れてても、不安に思わねえようにするには、何が1番いいかなんて、わかんなかった。でも、これしか思いつかなかった。」
「聖夜、でもあたし荷物……。」
「それなら、もう部屋にある。マンションも明け渡してきた。」
「え?なんで…。」
聖夜?……何が言いたいの?