一途な彼女 × 不良な彼氏
何か声をかけようと思った瞬間、
またベルが鳴り玄関へ行く。
扉を開けた先にいたのはーーー
「よっ!」
「龍。」
現在仕事中…のはずの龍がなぜいる?
しかも、堂々と入っていくし。
「よ!聖夜。」
「龍夜!?仕事は?」
「切り上げてきた。面倒かったし。」
「はあ!!?」
龍の言葉に疑問を抱く聖夜。
あたしも聖夜に同感だ。
「あ、龍夜伯父さん。」
「愁夜、龍夜『お兄さん』だろ。」
「あー、そうだったね。龍夜兄さん。」
「聖夜と一緒の言い方だな。」
「父さんですから。」
なんか龍と愁夜の会話って、
面白いんだよね〜。