一途な彼女 × 不良な彼氏




でも、俺の今の話と母さんの男装に




何か関係あんのか…?




「幸の奴、女に人気だった上、男にまでモテていたんだよ。もちろん、幸だと知っていて近づく奴もいたしな。」




「そりゃー親父も大変だな。」




母さん人気者だったんだ〜。




親父も人気あったみてえだし、




俺すげー親持ったのかもな…。




「で、愁夜。お前、彼女の心配するのもいいが、その幸譲りの馬鹿な頭を何とかしろ!!」




「え〜っと…何のことかな、親父。」




「お前、この前のテスト下から20番だったんだってな。幸も、そこまでは悪くなかったのに。」




「ちょっと聖夜、どういう意味よ。」




「海菜ちゃんの学園祭前に、テストがあるそうだな。」




「そーだけど……もしかして…。」




「全教科70点以上とったら、行かしてやるよ。」




この鬼親父ーーー!!!









< 191 / 240 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop