一途な彼女 × 不良な彼氏
「…なんだよ、愁夜。」
親父に許可を貰った後、
さっそく蓮司に電話をかけた。
嬉しさが舞い上がっている。
「今度、海菜の学校で学園祭あるんだよ。一緒に行こーぜ。」
「まぢかよ。海菜の学校で?行く行く。」
「よし、決まりだな。海菜に言っておくから、詳しくはまた学校で言ってやるよ。じゃーな。」
「おう。頼んだ〜。」
蓮司はノリがいいから良かったぜ。
1人だったら、行きたくなかったけどな。
まあ、行けることだし
よかったよかった。
さ〜て、海菜にメールでも
送っておくか。
あいつも、早く知りてえだろうし。
喜ぶだろーな〜……。