一途な彼女 × 不良な彼氏
もう付き合ってられないよ。
疲れちゃった〜。
注文とってこよう……。
「お決まりですか?」
私がそう言うと、笑い出す愁夜と蓮司。
「何が可笑しいのよ。ムカつく。」
「だって、海菜が……あー、笑える。」
ほっとこ…。
「幸さんと聖夜さんは?」
「あたし、紅茶。聖夜には、ブラックコーヒーで。」
「お母さんとお父さんは?」
「幸たちと一緒で。」
「で、愁夜と蓮司は?」
「口調戻すなよ〜。面白かったのに。」
「いいや。私がすごいの作るから。」
「あ、いや、待て海菜。」
「待っててね〜♪」
私を怒らせた罰よ。
後悔すればいいわ……。