一途な彼女 × 不良な彼氏
準備ができた後、親父と猇さんも
呼んで、みんなでティータイム。
静かな午後の時間が、幸せな時間。
「ねえ愁夜、子どもの性別ってどっちだろうね。早く知りたいな〜。」
「ああ、そーだな。」
海菜はそればっかり気にしてる。
そんなに早く知りたいのか?
どちらかといえば、俺も知りたいが。
「大丈夫よ海菜。6ヶ月経てばわかるから。焦らなくてもいいの。」
「そうよ、海菜ちゃん。」
「お母さん、幸さん」
「あーもう“さん”はいいわ。娘になったんだもの。幸ママがいい。」
「わ…わかりました。じゃあ幸ママで。」
「はい、海菜ちゃん。」
母さんきめー………。
ちょい引きぎみ。