一途な彼女 × 不良な彼氏
いざ考えると、難しいな…。
〜夜か…何がいいかな……。
うーん…うーん…
あ!これだ!!
これなら、しっくりくる!
ーーーズキッ
!!痛い…。
なにこの痛み…。
耐えられない。
「しゅ……愁夜!」
「海菜!?どうしたんだ?」
「お腹が痛いの…。」
「母さんに言ってくるから、病院行く準備しとけ。」
って言われても、痛くてできないよ。
幸さんを呼びに行った後、
愁夜によって抱かれながら病院へ。
痛さと苦しみの戦い。
3時間の末、大きな泣き声が……!
「産まれましたよ。元気な男の子です。」
「やったな。海菜!ありがと。」
我が子を抱いて、喜ぶ愁夜。
さっそく、廊下で待つ親の元へ。
お母さんたちの、嬉しい声が
ここにまで聞こえてくる。