一途な彼女 × 不良な彼氏
なーんか手掛かりがあればいいんだけど。
「幸、あたし職員室よって行くから先に教室行ってて。」
「わかったよー。」
柚菜と別れて、教室に向かおうと
階段を登っていると、上から冷たい物が。
なに?水……?
「きゃははは。見事命中!!」
「忠告してやってんのに、さっさと別れないから。」
「早くしないと、今度は何するかわかんないよ?」
そう言って上にいた女子たちは、
消えて行ってしまった。
なんで?あたしが悪いの?
とりあえず、保健室…。
濡れたままじゃ、風邪ひいちゃうかも。
あたしは、きた道を戻り保健室に向かう。