一途な彼女 × 不良な彼氏
とりあえず、保健の先生を通して
担任に伝えてもらい、1限目は
保健室で過ごしました。
すっごく暖かくて幸せだったなー。
「幸!もう心配したよ〜。」
「ごめんごめん。。」
「2限目体育だよ早く着替えよ。」
「そうだったー。急がなきゃ。」
柚菜と急いで更衣室に向う。
ガチャ……
更衣室の扉を開け着替えたあたしと
柚菜は、体育館に行く。
「「セーフ。」」
チャイムより前に着いた。
「誰か準備室でボールとってきて。」
えー、面倒そー。
「はーい♪あたしと和泉さんで行きまーす。」
え?杏里ちゃん…?
「そう。助かるわ。よろしくね。」
「はーい♪行こ、和泉さん。」
「う、うん。」
なんで杏里ちゃんが?
「和泉さん、先に入って。靴ひも縛るから。」
「わかった。」
杏里ちゃんがそう言うから、先に入ると、
ガチャン……
鍵?!
「ふふふ♪望月くんに近づくからよ。しばらくそこに居てね。先生には、保健室に行きましたって伝えておくから。」
「ちょっ…待ってよ、杏里ちゃん!」
……行っちゃった。
どうしよー。
体育準備室なんて、誰も来ないよ。