一途な彼女 × 不良な彼氏



一体、なにが起こったの?



「……ぃ、……ぉい……おい!聞こえてんのか、てめえ。」



「あ、はははははい。」



「ちっ、面倒臭えな。何回はつけてんだよ。」



あ、舌打ちされた。



「腕見せろよ。」



「…………へ?」



「う・で!」



「あ、どうぞ。」



「そっちじゃない。掴まれてた方。」



ん?と思いながら逆の腕を出す。



「赤いな。まあ、保健室行ってシップもらえば?」



「え?あの………。」



「じゃーな。」



行っちゃった……。



これが、あたしが望月くんに恋した瞬間。









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