グダれ学生ども!

【詐欺】
いつわりあざむくこと。

皆の駄弁りポイント渡り廊下。

だいたいの面子が帰ったが、私ハルカと、いつもいる1。
数学の選択授業を終えた男子2。


私はイラストで作った自分のキャラクターへの質問を書いていた。←

1も何かをやっていて、2はなんだか手持ちぶさたに座ってたまに1と喋っていた。

そこに1の思惑が働いているとは、私は知る由もなかった。

1「何でだと思う?」

2「コレ?」

1「うん」

何の話だ。
しかし私は質問を書き続ける。

2「……何かあるんだよ。何かついてるんだよ、きっと」

……

2「ふううぅぅぅ……よしっ!(小声)…さてさて」


何かやるのか?


2「そっか。早く終わったから三時半なんだ」

1「うん」

……
また沈黙。
でも私はせっせと質問(  ̄▽ ̄)


2「はぁ……(小声)」

1「何で誰も喋らないの」

知らんがな。
私は数回咳をした。
この時、風邪を引いていたのだ。

2「勉強してるから邪魔しちゃマズイかなと(小声)」

1「勉強してないよあの子」

2「してんじゃん」


物書きしてるのを見たようだが残念ながら…


ハ「してないよ」

2「えっ!?(°□°;)」

ハ「してないよ。ずっとしてないよ」

笑いが止まらん(  ̄▽ ̄)

2「何か……凄い裏切られた感」


え、

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