どんな手を使ってでも【短編】



――「復讐」
その一言が頭を支配したころ

あたしは思いついた。



「幽体…離脱?」



今考えると、ばかな話だ。
なんでこんなことを
思いつくのか。

まあ、あたしは狂ってた。
――こんなになるまで。



しばらく、あたし、佳奈とは
お別れ…
さよなら、あたし。
すぐ、帰ってくるよ…。
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