どんな手を使ってでも【短編】



あれからあと、
今日のことを覚えてない。

ただ あたしは もう
真希が憎くて、憎くて。

自分の顔をした体を
傷つけるのには、抵抗が
あったけど。

目の前の<佳奈>を
それはもう、ひどく
殴り、蹴り。


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