放送部からお伝えします
竜也はほとんどケンカなんかしない。


絡んでこられても、なんとか避ける。

むしろ、俺がケンカするのを必死で止めている。



そんな竜也が、なんで!?



「そっか、昨日の奴か」


タケルは一歩、俺達に近づいた。


昨日……?



rlapp関連だってことは、なんとなくわかったけど。

先に帰った俺はまだ何があったのか知らない。



「まぁ邪魔しないようにな」



そう言った後、なにもなかったみたいに去っていった。



なんだったんだ……!?



俺は竜也をなんとか落ち着かせた後も、胸のモヤモヤに気持ち悪さを感じていた。



このときから、嫌な予感はしていたんだ。









< 111 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop