放送部からお伝えします
心配したって、不安になったって、そんな自信のない奴はいらないって言われて。


大人しくしてたら、何かしろって言われて。

感情ないのかって。



どうすればいいのか分からなくなる。



「そりゃ俺だって……!」



あと一言言うところで、俺は口を止めた。




そりゃ俺だって……




心配だ……。



「てか、大ゲサだし」


「大袈裟って……! あの事件と関係あるかもしれないのよ!?」


「とにかく俺、どーでもいいから」


そう言い残し、俺は自分を落ち着かせながら家へ帰った。



バンッ



ドアを開け、カバンを床に投げる。

カバンと同じように、俺もベットへ身を投げた。

硬いふとんがぶつかり、思わず背中を押さえた。









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