放送部からお伝えします
痛いのがおさまると、俺は天井を見つめた。


他に誰も居ない家に、


なんのトリエもない俺が、


ただ白いだけの天井を見上げている。


俺はゆっくり目を閉じた。



プルルル...プルルル...



寝てる途中で、カバンの中にあるケータイが鳴った。

カーテンを開けると、もう夜遅かった。



こんな時間になんだ?



俺はフシギに思っただけで、けっきょく電話には出なかった。

鳴り終わった後、カバンから取り出して、ケータイを見る。


着信履歴には“草太"と映っていた。

そしてまた、ケータイが鳴った。



どうしよ!?


久しぶりの草太からの電話に、俺はとまどっていた。


しばらくして鳴らなくなると、俺は夕飯を食べるために一階へ下りた。









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